コントラスト強めの撮影

コントラスト強め撮影のとき顔の明るさの処理


ぼくが撮る写真の中で特にモデルさんたちに人気あるのが光の明るい部分(ハイライト)と暗い部分(シャドー)の明暗さの大きい写真(コントラスト強めの写真)です。

普段撮ってもらう機会が少ないらしく、撮った写真を見せた瞬間、テンションの上がるモデルさんは多いです。

撮影会にお邪魔して「お、ここに良い自然光の入るスペースと暗めの背景があるじゃん」と思ったら、迷わずそういった写真を撮ります。

このとき単に顔の撮影をするだけなら、以下のような写真を撮ればコントラストの強い写真を撮ることはできます。

顔以外にも注目するなら明るさをコントロールする必要がある


しかし全身写真だとこうはいきません。
顔を暗く処理しようとすると、体の下部分
が暗くなりがちです。
逆に体を明るく撮ろうとして、体のほうにばかり意識がいってしまうと、今度は顔が暗くなったりします。
こうならないようにするにはいくつか方法があるのですが、そろそろ何言ってるのかわからない、というひとも多いかと思うので、ややこしい説明はこのへんで省きます(笑)。

これが自然光だとより難しい

このことは自然光での撮影になるとより難しくなります。
自然光は太陽光のことです。太陽は雲の中に出たり入ったり、西日になってオレンジ色になってしまったり。
いろいろと気まぐれなものです。
充分に自然光が足りるかどうか、ということが重要な要素になってきます。
このあたりのことは以下のふたつの記事も参照してください。